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綿菓子器奮戦す [作品]

昨日、ボクの職場で(といっても普段通っているところではないが・・)イベントがありまして、我が工房で作成しました綿菓子器を貸し出しました。

メジャーデビューというわけではないのですが、オペレーターが初心者であることや、相当数をこなす可能性があることなど、ちょっとハードな使用になるということで、初心者向けに改造したり、みてくれを良くしたりして臨みました。


まあ、こんな感じのものです。ちなみに、TYPE 3でございますです。大きさとしては、一般的に使われているガス式のモノより若干小さく、電気式のものよりは若干大きい程度に作ってあります。
元々「本格子供のおもちゃ」なので、背が低くて、やむおえずブロックを馬にして加工面を高くしまして、大人に対応してます。また、火加減をペダルで調整できるようにしてあります。なお、大衆の面前にさらされることから、こぎれいな急ごしらえの風よけもつけてみました。
自分で言うのもなんですが、木工部分がおもいきり「手作り」ですなあ。しかもへたくそだ。こればっかりは・・・どうしてなんでしょ?

 

このイベントの直前まで、ボクは出張していたものですから、数日前にもちこみまして、当日の朝に設置して、担当者にレクチャーしたような慌ただしさでした。
ともあれ、大活躍だったことには間違いないようで、おおむね300本程度を作ることができたようです。

まあ、こんな感じで、いつでも列が絶えることがなかったですね。さすが無料配布。オペレーターの方、お疲れ様でした。

ともあれ、一日動かしていくつかわかったことがあります。オペレータの不慣れによるトラブルはひとまずおいといて、機械が原因であると考えられるトラブルです。
熱源のガスボンベが小さいので、連続使用での火力の落ち込みが大きく、けっこうたいへんでした。落ち込んでもペダルで火力を一時的に強くできるようにしてあったのですが、気温が低かったので、熱源としていっぱいだったようです。
また、よかれと思って付けた、ペダルの機能も災いしました。足踏み式にしたのですが、やっぱり必要以上に力がかかったようで、ワイヤ切れが出ました。おかげで、たくさんの人が待っている面前で、修理をする羽目になりましたです。

いや、じつは、ボクは設置して、レクチャーしたら帰ろうかと思っていたのですが、最初の20本くらい作っちゃいまして・・・担当がいなかったので・・・そんで、お昼前に帰ったのですが、途中、ファミレスで子供に食事をとらせていたら、携帯にヘルプが入りまして・・・。けっきょく戻り、終了直前までいることになりました。

ひとまず、我が工房の底力の証ということで、ご紹介させていただきました。
なお、今回の綿菓子器作成にあたり、有用な情報をいただきました花風舞さんには、この場をお借りして深謝申し上げます。


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コメント 3

花風 舞

こんにちは <A href="http://homepage3.nifty.com/minagi/">花風舞記</A>の花風 舞です。<BR>
<BR>
<FONT color="#0000ff">手作りの綿菓子製造機を拝見いたしました。 当初想像していたより立派な機械に驚いている次第です。<BR>
今後、改良を加えられ市販の綿菓子製造機と比べ性能遜色の無い、ひょっとしたら、もっと使い勝手の良い機械に発展させられるのでは?と期待しております。 ブログからは読み取れませんでしたが、ひょっとして熱源のガスはカセットコンロ用のガスボンベ??<BR>
<BR>
カセットコンロ用のガスで効率良く熱が得られれば運用もし易く、誰でも容易に扱えるので大変良いかも知れませんね。ワイヤーで調整されたとの記事がありましたが、これはガスの量をワイヤー可動の弁調整と言うことでよろしいのでしょか? いすれにしても綿菓子の出来、不出来は熱源とモーターの回転数で決まりますので更なる挑戦に期待したいと思います。 それでは失礼いたします。</FONT>
by 花風 舞 (2005-11-27 16:23) 

koba

花風 舞さん、わざわざおこしいただきましてありがとうございます。
また、以前に綿菓子器の詳しい写真を送って頂きまして、重ねて御礼申し上げます。おかげさまで、なんとか形になりました。なお、メッシュはなくても大丈夫みたいなので、省いてしまいましたが・・・。

この機械は、ボクとしても「理科の実験的」なものを作ったのでは面白くなくて、意地になって作った品物です。品質的には縁日のそれと同等でないと、子供に言い訳しなくちゃならないでしょ。それは父親としていやだったので、突き詰めたものになってしまいました。

熱源ですが、ご指摘のとおり・・といいますか、手持ちのバーナーを使いました都合上、そのガスボンベを使っています。バーナーがカセットコンロのガスを使うものでしたら、もちろん使用は可能ですが・・。
ワイヤでガスの調整バルブを開くようにしてあります。つまり、アクセルのようなものですね。基本的な火力は、綿になる手前で調整しておいて、ザラメを入れてからアクセルを開け、綿が出てきたら戻すようにしています。温度の上がりすぎを防ぐためと、どうしても小さなボンベでは、連続使用で火力のドロップがおきるので、その対策になっています。
ひとまず、綿菓子器はやっつけられたので、また他の物を作ります。今回の綿菓子器は、お父さんの面目を保つのと、我が工房の開発力の鍛錬、それと、ボクの探求心を満たすものであったということで・・。
開発の模様は、HPに紹介する予定で、現在、執筆中であります。
by koba (2005-11-27 20:24) 

masa

はじめまして!!今工業高校に通うmasaです!!
インターネットで綿あめ機を探していて見つけ、記事を読み感動を受けてコメントさせていただきました!今私は、課外授業で綿あめマシンの製造に挑んでいるのですが、、、、壁にぶち当たってしまい、、、、
お時間許していただければ、少し相談をしたいと思いコメントしました!
もしよろしければメールいただければとてもうれしいです!
stanton_t70アットヤフーメールです!

スペースありがとうございました!!
by masa (2007-10-19 18:26) 

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