追い込み中 [加工の話]
ハンドクラフト展までの最後の土日でした。
ボクは追い込みですから当然、創作活動をしました。
正直「あわよくば」と考えていたモノもあるのですが・・・それは無理っぽいことが明らかに・・・。
ともあれ、新型を含めまして、すべてのモデルは展示できそうですので、どうぞお楽しみに。
で、本日は、ブラストショットをしましたので、その話でも・・。
Model401の場合、ポリッシュと梨地と2つの仕上げを用意しているのであります。
そんなわけで、梨地に仕上げるために、サンドブラストをするのでありますが・・・。
混同される場合が多いので、あらかじめ申し上げますが、梨地とつや消しは違います。
梨地は、表面に凹凸はありますけど光沢があるものを言います。逆に、つや消しは光沢がないものであって、表面の凹凸は関係ないんですね。
言い方を変えますと、梨地とポリッシュは、実はあまり遠くない仕上げなのです。 いずれも、バフをかけてぴかぴかにするまでは一緒なんです。
ポリッシュは、しっかりバフをかけた後、パーフォレートをして、その後軽くバフを当てます。
梨地は、しっかりバフをかけてから、パーフォレート、その後、ブラストショットを行います。
だから、ほとんど手間は変わらないのでしてね・・・。 一番楽なのは、切削した後に酸で洗って、つや消しにするのが・・・まあ、ほとんどしませんけど・・。
で、梨地仕上げをするために、まずサンドブラストのメディアを変えるため、ブースの掃除をして、ガラスビーズを入れます。
実は、けい砂を入れてあったのですわ。塗装落としをするためにね~。
ちなみに、珪砂でブラスとすると、たちまち塗装がはがせます。 実は依頼されて、某メダリストの塗装をはがす作業をしたのでしてね・・。
話がそれました・・。 で、梨地にしまして、こんな感じ。
矢印の2つが梨地であります。 いかがでしょうか?
で、突然思いついて、これで模様でも入れてみようかと・・・401に貼ってあった保護フィルムをマスクにしてやってみましたが・・
使い方としてはありかもしれませんが、模様としては再考の余地ありですかね。 あとで全体にブラストしておきましょう。
なお、このサンドブラストのメディアであるガラスビーズは作業していると静電気がえらく発生するので・・・・けっこう冬はたいへんなんです。
ばっちんばっちんなんですな。一応、アースはとってあるのですが・・・。
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