SSブログ

うしのつの [読み物]

バッファローホーンと言った方がとおりが良いですね。
まあ「牛の角」と書くと「うしのかど」とか某焼き肉・・・なんて考えてしまう私なので
ひらがなで書いてみました。
 
 
このバッファローホーンですが、それなりの機能を持ってます。

釣具としては、濡れても樹脂なんかよりは滑りにくいとボクは思います。
 
そして、生ものなので同じモノはほぼありませんから、なんとなくプレミア感もあるのではないでしょうか。


とはいえ、自然素材なので加工するとなると、ちょっと厄介な部分を持っています。

まず、形がばらばら、堅さもばらばら、色合いもばらつくのであります。
IMG_1320.JPG
私のところに来た「つの」です。ご覧のとおりのありさまでして、
これをノブに加工していくのです。

IMG_1322.JPG
ひとまず円筒にします。たいていここまでに3割くらいがオシャカになります。
ほとんどの場合はクラックの入っているのが見えて、素材としてつかえないと言うパターンですね。

IMG_1331.JPG
仕上げをしろを残して粗加工が済んだノブです。
この後高確率で歪むので、このまま数ヶ月寝かせてから仕上げます。

さらに、色合い別に並べてます。
一般的に、純白に近いモノは数がとれませんので、貴重なんだとは思うのですがね。
茶色などの暗色が多いものは、アルミの生地には映えるので良い感じですし、一概に貴重だから良いとは言いがたい。
また、人気があるのは白地に暗色の斑模様だったりするのでしてね。
ま、結論とすると「お好みで」ということにしておきたいと思ってます。

ソーッと [読み物]

長きにわたり放置いたしました。
当ブログをご覧になっていただいていた方々、たいへんご心配をおかけしました。
 
とりあえず
「生きてます」
そして
「慌ただしくしております」
 
 
IMG_1157.jpg
 
リールは作ってますよ。
 
IMG_1180.jpg
 
ハードラバーでございます。
 
IMG_1117.jpg 
IMG_1116.jpg
Model442とModel472に#5ラインが入るサイズを作ってみました。
 
ということで4月からひとつ役が終わるので、少し時間ができるのかしらと・・
ソーッと復活・・してみました。
 
 

一点物について考えてみる ~その2~ [読み物]

 前回からの続きです。

ちょっと毒づいてますが、その点はご容赦・・。

次に、上手になりたいなら人の物を作らなくてはという話です。
ボクが勝手に思っていることですが、人の物を作ることで、今までの自分のスタンスとは違った視点が必要になってきます。 
相当「面の皮」が厚くない限り、自分の作っているモノを相手がどう思うかを考える機会が多くなるのです。 ボクはこの時点で、考え方にいろんな変化がありまして、自分を少し外に置いて、第三者的な見方を頻繁にするようになります。

例えば、自分のための妥協は極端に減り、「ま、いっか」から「これで良いかなあ」というスタンスになり、作り手の立場だけでなく、使い手のそれで考えるようになるのです。
今までは、自分に妥協して仕上げられていたものでなくなるわけですね。こうなりますと、いわゆる自己満足であった部分が消え、極端に基準が上がっているのであります。
そして、そんな心理状況になりますと、前記した「自分の作った物が上手に見えるうちはまだまだ」と思えるようにもなってくるのでありまして、今までとはまるで違う感覚で、モノ作りに向かうことになるのではないでしょうか?

余談になりますが、こんな経験をしない方もいるのは世の中の常ですがね・・。ある意味、幸せかなあと・・・。

続きを読む


一点ものについて考えてみる [読み物]

 なんか、このところDIYが流行っているらしいという情報がありましてね。

 どこが仕掛けたか知りませんが・・・ ボクはほとんどテレビなぞを見てないものですから、そうなっているらしいという情報を、人から聞いていたのであります。

 ボクとしてはDIYっていうやつは、どんどんやったら良いと思うのでありまして、基本的に肯定派だと自負しているのでありますが・・・

 その「流行っている」という影響からか、SNSとかでもしばしば目にとまるようになったり、そして、ついにボクの周りのリアルな会話で出てくるようになったのでありましてねえ~。

その会話の中で、ボクが違和感を感じた部分が出てきたのですよ。

続きを読む


オーダーメイドの難しさ [読み物]

 材料を発注していたのですが、到着しました。 今回購入したのは、アルミと真鍮です。

最近、価格的にだいぶあがってきたので、材料が届く度にどうしようか悩んでおりますです。

それはともかく、今回は少しシリアスな話を書いてみたいと思います。

実は、今回発注した鋼材では、依頼された品物の材料が含まれています。

続きを読む


曇り時々雨、まれに晴間がのぞくでしょう [読み物]

 今日、夏用の作業着を買ったのだけれど、ちょっと失敗してしましました。

袖の丈が短い・・・・ サイズ表に現れない微妙なところですがね。

ボクね、普通のおでぶちゃんなら良いのですが、上背がありまして、やっかいなことに少々腕が長めにできているようでしてね。こういうことはよくあるのでありますが・・・

ま、どうせ 腕まくりしていることがほとんどなので、我慢します・・・。

さて、そんなことがおきまして、少し思い出したことがあるので、適当に書いてみたいと思います。

続きを読む


旋盤の話でもしてみようかと思う ~その2、精度について~ [読み物]

今日は、ちょっと出てきたので、帰ってくるのが遅くなっちゃいましたが・・・

お昼休みとかに書きためていたものなので、アップしておこうかと・・・。

さて、今回は、旋盤について語ってみる、第2弾です。

工作機械では良く言われますが「精度」についてです。

まあ、実のところ、ボクは旋盤の精度って???な部分もあるのですがね。好き勝手に語ってみたいと思いますです。

 

続きを読む


旋盤の話をしてみようかと思う ~その1~ [読み物]

 本日は、リールを作る立場から、ボクが旋盤に対して思っていることを、てきとーに書いてみたいと思います。

 内容については、かなり無責任と言いますか、ボクの独自解釈であったりするので、一般的ではないかもしれないので、そのあたりについては、大人の対応でお願いいたします。

 実のところ、リールを作成するにあたりまして、旋盤と向かい合う時間は限定的です。

理由はいくつかあるのですが、まず、旋盤って、割と段取りに時間がかからないんですよ。

続きを読む


オリハルコンのお話 [読み物]

 ボクのくらいの年齢ですと、小学校にあがるくらいの頃

「海のトリトン」というアニメがありましてね。 主人公が持っている短剣の素材が、そのオリハルコンだったのであります。

そんなわけで、このなんだかすごそうな金属(だと思ってた)であるオリハルコンは、koba少年の記憶に特別な記憶として刻まれたのであります。

で、本日の話題は、オリハルコンのその後・・・と言いますかを語ってみたいと思います。

実は、このオリハルコンという金属にはいくつかの説があって、一つはアトランティス関連の夢の素材の伝説として紹介されているそうです。

そしてもう一つ、こちらは非常に現実的でしてね・・・・

 

続きを読む


レイズドピラーの効能 [読み物]

今日はリールの形についてちょっと適当に書いてみたいと思います。

レイズドピラーのリールは、昔からあるスタイルでしてね。みなさんよくご存じでしょうけど、通常丸いリールの一部が耳のように飛び出ている姿が特徴です。
 

続きを読む


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。