工場見学 [読み物]
この土日での加工はほとんど進んでいない状態であります。
このところ良いペースだったので、残念ですが、まあ仕方ないですね。次に期待しましょう。
で、本日はフライリールの工場見学とまいりましょう。
ボクの工場は、いわゆる極小・零細・個人の工房ですんで、たいしたものはありません。4.5尺の旋盤と、小さいフライス盤と、ボール盤が2つ、あとは帯鋸とハンドプレス、サンドブラストくらいのしかないでので、「こうじょう」と読むのはおこがましくて「こうば」と呼んでます。
我がこうばの最大の工作機械でありまして、これからご紹介する工場とは比べものにならないほどみすぼらしい状態なのであります。
なお、これらは、ボクがYou Tubeで見つけたものでありまして、多少興味のある方はどうぞご覧ください。
○STHの工場
ボクも一つ持っているSTHですが、ボクのこうばに一番近いですかねえ(笑)ともあれ、それでもマシニング加工はしてますね。当然といえば当然ですが・・・。でもさすがラテンですなあ、けっこう品物を投げてます・・・
かつて、ボクはアルゼンチンに行く機会があって(もう10年も前ですが)、なぜか生産国であるアルゼンチンで、見ることができなかったんですよねえ。STH。とはいえ、このリール、すごく丈夫であります。
○バウアーの工場
ボクはここの製品も持っていないので、よくわかりませんが、そこそこ工程をのぞきみすることができます。
最近のラージアーバーのリールは、肉が薄いので、やっぱりパーフォレートの加工では、マシニングが必須ですなあ。 山崎マザックががんばってます。
○ロス リールの工場
映像が撮影用のものであるにおいがプンプンしますけど・・かなり良く紹介してくれていると思います。というのも、少々首をかしげるところもあるので。わかりやすいところでは、箱詰めしているおねえちゃんが指輪をしてるし、素手でさわってるし・・
ボクが参考になったのは、バレル研磨しているシーンです。あんなでっかいメディアを使っているとはねえ・・・勉強になりました。
いずれにしても、ボクは組み立て前にパーツを脱脂して、それ以降は手袋をして指紋を付けないように気を遣っているんですが・・・みんなラフなのね。本当なら。
バンブーロッドビルダーの方では、塗装の時に、ホコリがつかないよう裸になる人さえいるというのに・・・こういう気の遣いかたって日本人ならではなんでしょうかねえ。ボクは、こういう気遣いはあるほうが素敵だと思ってますです。
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マシニングセンタは、さすがに仕事が速いですね(笑
無垢の丸棒から、あっちゅーまに車のホイールみたく肉抜きが出来るなんて
さすがとしか言いようがありませんね^^;
研磨は・・アレはアレでいいのかしら^^;
日本ならではの加工といったら、鏡面加工じゃないでしょうか?
あの技術は世界一だと思う(笑
by oo9 (2010-02-16 19:28)
oo9さんどうもです。しばらく放置しましてすいませんでした。
あの大きさのメディアだと、梨地になるのでしょうねえ。そんで、バリもついでにとれるってことでしょうか。
鏡面加工ねえ~。いろんな加工方法があって、化学研磨とか、バフとか、ローレットを当てる方法がありましたねえ~。ボクはもっぱらヤスリや砥石で荒く研ぎ出して、それからバフです。
余談ですが、マスクはしてますが、鼻の横の部分が真っ黒になるんです。できればバフはしたくないのですが・・・
リールが光っていると、人は食いつきやすいので・・・魚はともかく。
by koba (2010-02-20 00:51)