イベント雑感 その１ ～デザフェス・・3度目の正直～

　春のイベントであるデザインフェスタが終了し、一夜が明けました。

ということで、まずは業務連絡をさせていただきます。

 デザインフェスタにて、ボクの作品をご覧になった方で、リールをご希望の場合は、デザフェスの時に提示していた価格で対応させていただきますので、お気軽にご連絡ください。

なお、実際にご覧いただいたかどうかの確認のため、簡単な質問をさせていただきます。一応ね。

　さて、それはともかく、今回のデザインフェスタについては、いろいろとありまして、「やっと」の参加でした。しばらくの間は、2日も時間を割けない状況が続いてしまいますのでねえ～。相変わらずの時間貧乏でしてね。　すいません。

すぐ話がそれてしまいますが、デザインフェスタも3回目になりまして、ボクなりに感じたことを書いてみたいと思います。

 

○カオスなイベントでの異端なボク・・
　どちらかというとアート系のイベントで、出展者はそういう人ばっかりです。金属を扱う人のほとんどはシルバーなどのアクセサリー関係がある程度まとまっているでしょうかねえ。クレイシルバーの方が多いみたい。
そして、当然かもしれませんが、「鍛冶屋系」の方はほとんどいません。ざっと見回してみると、板金屋さんが一人、ＮＣでプレートを作っていた方が一人、そしてボクとは関わりの深い方でねじ屋さん。くらいですかね。それぞれが本職の方が、自分の技術をデザイン関係に活かすというスタイルでこのイベントにはのぞんでいるのではないでしょうか。
ということで、ボクのような正業とは全く関連性がなく、そして道具を作っている。しかも釣り道具なんてね、全然いないです。だから確実に異端ではあるんだな。

　でも、今回は・・・「ああ、リールの人だ」って言われましてね。それから、端材で作ったものですが、リピーターの方も・・・・。
　と、いうことで、異端であるボクも、3回目になったら、ちょっと居場所ができてきた感じなんです。

○リールってあり？
　売る気があるとすれば、無理だと思います。
たぶん、フライフィッシングをやっている人でも、あの会場で買う人は少ないでしょう。
実際、お客さんの中で大部分はフライなんて知りません。でも不思議なモノで、ボクのリールには興味がある人は多いみたい。
ということで、今回はたくさんの人にデモで準備したリールを回してもらいました。
なぜだかさあ～みんなハンドル回しながら「ニコッ～」ってすんのよ。なんか感じるモノがあるらしいっていうのは、見ていて面白かったですね。
　ま、フライフィッシングにかすっていてもらえるだけで良いと思います。釣りをしない人にこそ知られないと、普及活動にはならないと強く思ったのでした。

そうそう、間違えられるモノとして、ドラムとか、オルゴールとかありましたねえ～。

○タイイングをした
　今回、会場にバイスを持ち込んで、タイイングも見てもらいました。
といっても、「フライってキレイでしょ」的なマテリアルをたっぷり使ったウェットフライなんかではありません。ボクがトップシーズンにサッと巻いて間に合わせる簡素なドライフライです。しかも、普段使いの＃１４を巻きました。
　たいてい、フライを巻くところを見たいという方は、多少は釣りに触れている方が多いです。その割に、フライは知られていないようですね。３分もかからないでフライができあがることに感動していたりしました。

　実はボク、デザフェスでリールを展示してから、思うところがありましてね。今までフライに対して興味を持った人に接したことの、逆のパターンをしてみたんです。正直、反省しきりですな。　きれいなパターンをタイイングしてみたい人は、自分であって、初心者ではないってことですかねえ～。
　キャスティングも同じようなことが言えるように思えます。
ループなんてね、どんなかっこうでも良いんですよ。前に飛ばなくても良いんですよ。
重要なのは、ちょっと魚が釣れて本人が楽しいことじゃないかとね。
ということで、次回もバイスを持って行こうと思うのでありました。

まだ書くことはあるけど・・・眠くなったので・・。

そして、その2に続くのである。

ガンバレ　●　ニッポン

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