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浮き上がらないバイス [加工の話]

 あー腰痛い。

 このところ、腰痛でして、中腰の状態で痛むのでしてね。なかなか活動が阻害されてマスです。

 で、今日は、浮き上がらないバイスの話です。

バイスと言っても、フライを巻くための「あれ」ではありません。

あのバイスは、浮きあがるっていう不都合があるんでしょうかねえ~。

 話がそれましたが、バイス・・・万力ですね。

 フライス盤で作業する際、ワークを固定するためバイスを使うことが少なくないのですが、実は、バイスは非常にやっかいな問題を抱えています。

 バイスでワークを締め付けると・・・浮き上がるのです。ただ、つかむだけなら良いのですが、工作機械が相手ですからね~。少々浮き上がるだけで、寸法が出なかったりするわけなんですね。

 ということで、そういった機械に使うバイスは、それなりの精度と、浮き上がり防止の「しかけ」を備えたものが求められるのわけです。

 一般的に、マシンバイスとか、精密バイスとか言われておりますが、こいつがけっこうなお値段がするんですよ。

 欲を言えば、ネジでだいたいに固定して、最後のところだけ油圧でぎゅっと締められるタイプのバイスが欲しいのですが・・・正直、手が出ません。

 そして、ボクでも手に入れられるレベルの比較的安価なものでは、斜め下方向に締め付けるタイプのバイスになります。

ということで、入手しました。

baisu.jpg口幅80mmです。

リールを作るには、70mmくらいの幅があると便利でしてね。

このくらいのサイズになると、けっこうなお値段がしてしまいますので、当然中古でありますが、思いのほか程度の良い物が手に入りましたかね~。

それに、このバイス「安心の国産」なんでしてね。カブト工業さんのもののようです。 センターではおなじみのメーカーさんですが、こういうモノも持ってらっしゃるのですね~。

で、これ、操作性が少々特徴がありましてね。この手のバイスでは多いのですが、いくつかの引っかける溝があって、そこが基点になって引っ張るような構造になっていることが多いです。

でも、こいつは、あり溝があって、基点をネジで固定するようになってます。つまり、好きなところで止められるわけですね。 この構造だと、バイスの下面をフラットにできますし、バイスの背も低くできるようですね~。

いずれにしても、これで、ワークの固定がやりやすくなるでしょう。

今後、このバイスの活躍に期待です。

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