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カスタマイズ401、はたして・・ [作品]

今日は豪華2本立てなんだな。

先日、パーフォレートの記事を書きましたが、その時のスプールを組み込んだ401が仕上がりましてね。
ちょっと不思議な感じになったので、ご紹介したいと思います。

 

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そういえば411も仕上がっていたので [作品]

 このところ、ボクはいっぱいいっぱいの状態が続いておりまして、雨でも降らないとちょっとしたこともできない状態であったのでしてね。 本来なら、今日はあちこち飛び回るところであったのですが、あいにくの雨となりました。
ということで、急遽、午後に休暇をいただきまして、細かい用事をすませてきました。
銀行とか、郵便局とか、お買い物とか・・。それと、車のオイル交換であります。
 ボクの車は毎日120km以上の通勤をしてますので、すぐにオイル交換しなくちゃならなくて・・・通常「奇数月はオイル交換」となりましてね・・・。ついでに、点検してもらったら、エアクリーナーもかなり汚れているそうなので、交換してきました・・。

 ということで、本日はけっこう早めに帰宅したということで、デザフェスの準備をはじめました。今回、展示する品物の梱包をしておこうかと、箱を組み立てましてね、どれをどのくらい持って行くか考えまして・・・ひとまず、3台ずつは持っていくことで、調整をしました。

 で、411を梱包していて気がついたんですけど、仕上がった姿を紹介していなかったですなあ~。ということで、写真を撮っておきました。

 

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model 401(アルミ) 組み上がりました [作品]

今日は暑かったですなあ~。
この程度でやっつけられるようじゃあ、夏本番が思いやられるKobaであります。

さて、今日のボクは、我が家のナス畑を準備しました。マルチ畦内消毒ってやつなので、肥料も入れて、ベッドも作って、マルチを張って、なおかつ土壌消毒をしております。この方法だと、ナスの場合薬剤の量を半分以上削減できるので、お財布にも畑にも優しいんだな。

 それはともかく、その後に昨日から途中だった401の組み立ての続きを行いました。

 

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トップ画像のロッドについて [作品]

 残念だ!実に残念であります。
実はボク、わりと「天文がいど君」だったりしましてね。今日の月食を期待していたんですけど・・群馬は雨であります・・・・。いつでもいけるように、三脚とカメラと防寒対策あれこれを車に積んでおいたのですが・・・。
ちょっとしたホラーっぽい「赤い月」が上るはずだったですけどね~。

 

さて、ブログの頭の画像についてお問い合わせがありましたので、せっかくですからこちらにも掲載しておきたいと思います。

ロッドはラミグラスの7’0” #3 3ピースです。一応、ネームは入っているんですけど、写真だと見えないですねぇ。
なお、ボクが組んだロッドでして、生意気にもスレッドが「赤」でございます。ははは・・・。(汗・・)
リールシートは楓で、金具はリング・ポケットです。フィラーも金具もボクの作品です。ポケットの金具は、切削して絞った・・・という面倒な作り方をしていますです。

ボクが近所の川で良く使うと書いてある「ラミグラス」は6’6”#3 2ピースでベナベナですが、それとは異なる竿であります。 小規模の川のイブニングで、ちょっとだけウェットもしたいときには活躍しますかねえ~。ミディアムアクションの、グラスの割にはしっかりした感じの竿に仕上がっています。

 

 あーっ! こんなことを書いたら釣りに行きたくなってきた・・・・ぞ。

 

 

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model441製作裏話 [作品]

 この数年、時間貧乏に拍車がかかってきていまして、どうも「忙しい」を言い訳にしていると、なんにもできなくなってしまうように感じておりました。そんで、だいぶお待たせした品物を納品したのをきっかけに、しっかりと創作活動に時間を作ろうと思いつき、今回の新作2台を製作しました。

実は、今回のmodel441、442は、作成当初は442だけを作る予定だったところ、思うところあって2作品を作成したのです。この「思うところ」とは、来月にリールを作って10年を経過することになるので、ボクの中で、記念作品としてのとりくみをしてみようと思ったことなのであります。

10年前を思いおこすと、当時、「欲しい」と思っていたのは、レナードミルズに代表されるレイズドピラーのリールでした。だから、いきなり作成に取り組んでみたわけです。しかし、やはり最初に作った品物なので、現在のボクの納得がいかない部分もたくさんあるわけです。これを修正しないまま放置しておくのは、モッタイナイ。そして、現在に至るまで、なぜか一度も作っていない。

そしてなにより、よく考えると、この手のリールはまだ欲しいと思っている自分がいるのです。
 

このさい、今のスキルで、もう一度同じタイプのものを作ったらどうなるのか、このさい比べてみようということで、取り組んだのでした。

firstreel.jpg

いやー、こっぱずかしいですなあ~。かつての写真です。

デビュー作といえば、いろんな意味で自分を戒めるための鏡であるとボクは思います。そこには、情熱が沢山詰まっていて、同時に知識や技術が幼稚で狭量であることが多いからです。悪い意味だけではなくて、精神的な面では、忘れてはいけない部分もありますので・・・。

自分で言うのもなんですが、これを作っているときは、楽しくて夢中になって作っていました。当然、初めて製作するわけですから、リールを作るスキルはない。にもかかわらず、それこそ「情熱」をさまさぬままに作成して、曲がりなりにも完成してしまうわけですから、このエネルギーは賞賛すべきことだと思います。正直、少し慣れてくと、妙にスマートに物を進めたがって、やりもしないうちから面倒くさがるってことがよくあるんですよねえ。

ともあれ、ある意味「勢い」で出来上がってしまったデビュー作は、得てして、作成に苦労してはいるためか、前記した例外に漏れず、妥協の産物でありながら、出来上がったことに満足してしまうわけです。つまり、「頑張った」ことに目がくらんで、肝心な部分を見えなくなってしまうことがしばしばなわけです。

ボクがリールを作り始めて、最初の失敗は、リールに関して知識が乏しかったことです。まず、ボクの知っているのは、あまりに上っ面の知識でしかなく、歴史、つまり時間軸を知りませんでした。ボクのリールの歴史は、せいぜいシェークスピアのフルーガーメダリストやマーチンからなのです。ですから、先人の遡り方が今ひとつ不十分でした。当時ボクが参考にしたのは、ビルバランでした。当時、ビルバランはクラッシックな雰囲気を持つリールとしては、画期的でありまして、あの年代に出したという価値があったのだと思います。しかし、それは残念ながら本流ではなく、ごく一部を見ていたに過ぎず「井の中の蛙」であったことは否定できないのが現状です。

そんなわけで、10年後のボクが作ったのが今回のmodel441です。

IMGP0523.JPG
IMGP0535.JPG
(余談ですが、撮影ブースを作って、ライト2つで撮影してみました)

デビュー作に比較すると、どうでしょうか。見えない部分では、ブレーキシステムがだいぶ成熟して、ライトラインの場合では、だいぶ自信がつきました。それから、デザインセンスは?加工技術は旋盤も良くなったので、向上してるとは思いますが・・・。

 

 

 

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新作できました [作品]

本日、組み上げました。

新作の2作品です。

 

○Model441

IMGP0473.JPG

オーソドックスなレイズドピラーのリール。

最初に作ったリールを、今のスキルで作成するとどうなるか・・・。ボクの中での10周年記念モデルという意味合いもあります。

キャパはスプール幅が1インチなので、#4まででしょう。
今のところ重量は130g弱といったところ。

サイドプレートは樹脂

バック側にボールベアリング、フェイス側には、オイルレスベアリングを入れてあります。

IMGP0474.JPGなお、今回から、スプールのマウント方法を変更しまして、遊びの変化しない方法へとしましたので、末端がキャップになってます。

 

 

 

 

 

 

 

○Model 442

IMGP0475.JPG

6本ピラーのリールです。
レイズドピラーで6本ピラーというと、サーモンクラスのリールとしてはよく見るスタイルですが、それをスケールダウンしてみました。

キャパは#4までです。

フレームはブラスなので、重量があります。(残念ながらまだ計測していません)

 

 

IMGP0476.JPG

 

 

基本的に、サイズは同じなんです。

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

今回は、それぞれ5台ずつ作成しましたが・・・。ちょっとコストと時間がかかっちゃいましたね・・・。
おかげで、指は痛いしさらに金欠です。 笑)

明後日のデザフェスの日には持って行こうと思います。ただ、残念なことに、リールはできたけど、一般受けするような小物はまるで仕上がっていないんだね・・・どうしよう・・・。

あー眠い!

 

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仕様 [作品]

えー。先日記事で載せたリールについて、仕様を知りたいとの方がいらっしゃったので、ご紹介しておきたいと思います。

IMGP0256.JPG
このリールです。3/4インチのナロースプールで、スプール径は55mmです。
キャパはせいぜい#3になります。
ごらんになったとおりのブラスのリムで、ブラスのバックプレートになります。
スプールはアルミですが、ワンピースとして、強度はそれなりに考慮しています。

なお、装飾品の類で、リブフット、バッファローホーンのハンドルノブをおごってます。
それから、ピラーはニッケルシルバーです。

今回のリールはプロトタイプでデザインを公表してから、納めるまでにずいぶんと時間がかかってしまっていますが、実のところプロトタイプとはブレーキのシステムが異なっています。
巻き取るときとラインが出るときのテンションが異なるシステムになっているのは同様ですが、プロトタイプの方式だと、一個毎に微調整をしないといけないような状態だったので・・・。
言い方を変えますと、ブレーキのきき具合と音を安定させるために時間がかなりかかってしまっていたわけです。もう、スプリングをいくつ作ったことやら・・・。ようやく良い感じの組み合わせになったので、今後のこの大きさの作品にはだいぶ生かされることになると思います。

余談ですが、後ろのイワナは、ネットでダウンロードしたペーパークラフトです。今日もプリンターの横で泳いでおります。


綿菓子器奮戦す [作品]

昨日、ボクの職場で(といっても普段通っているところではないが・・)イベントがありまして、我が工房で作成しました綿菓子器を貸し出しました。

メジャーデビューというわけではないのですが、オペレーターが初心者であることや、相当数をこなす可能性があることなど、ちょっとハードな使用になるということで、初心者向けに改造したり、みてくれを良くしたりして臨みました。


まあ、こんな感じのものです。ちなみに、TYPE 3でございますです。大きさとしては、一般的に使われているガス式のモノより若干小さく、電気式のものよりは若干大きい程度に作ってあります。
元々「本格子供のおもちゃ」なので、背が低くて、やむおえずブロックを馬にして加工面を高くしまして、大人に対応してます。また、火加減をペダルで調整できるようにしてあります。なお、大衆の面前にさらされることから、こぎれいな急ごしらえの風よけもつけてみました。
自分で言うのもなんですが、木工部分がおもいきり「手作り」ですなあ。しかもへたくそだ。こればっかりは・・・どうしてなんでしょ?

 

このイベントの直前まで、ボクは出張していたものですから、数日前にもちこみまして、当日の朝に設置して、担当者にレクチャーしたような慌ただしさでした。
ともあれ、大活躍だったことには間違いないようで、おおむね300本程度を作ることができたようです。

まあ、こんな感じで、いつでも列が絶えることがなかったですね。さすが無料配布。オペレーターの方、お疲れ様でした。

ともあれ、一日動かしていくつかわかったことがあります。オペレータの不慣れによるトラブルはひとまずおいといて、機械が原因であると考えられるトラブルです。
熱源のガスボンベが小さいので、連続使用での火力の落ち込みが大きく、けっこうたいへんでした。落ち込んでもペダルで火力を一時的に強くできるようにしてあったのですが、気温が低かったので、熱源としていっぱいだったようです。
また、よかれと思って付けた、ペダルの機能も災いしました。足踏み式にしたのですが、やっぱり必要以上に力がかかったようで、ワイヤ切れが出ました。おかげで、たくさんの人が待っている面前で、修理をする羽目になりましたです。

いや、じつは、ボクは設置して、レクチャーしたら帰ろうかと思っていたのですが、最初の20本くらい作っちゃいまして・・・担当がいなかったので・・・そんで、お昼前に帰ったのですが、途中、ファミレスで子供に食事をとらせていたら、携帯にヘルプが入りまして・・・。けっきょく戻り、終了直前までいることになりました。

ひとまず、我が工房の底力の証ということで、ご紹介させていただきました。
なお、今回の綿菓子器作成にあたり、有用な情報をいただきました花風舞さんには、この場をお借りして深謝申し上げます。


新作は「ワカサギ電動リール」 [作品]

ボクとしては、昨年からの宿題でしたワカサギの電動リールが、ようやく完成となりました。ボクの作品としては、ちょと邪道の部類にはいるのですが、そんなふうに考えず、真剣に作ってみました。機能的に一般に販売されているものを凌駕する物を制作するのだ!の決意のもと、ある程度妥協してできあがった品物です。

2つありますが、同じ物です。基本的に、ボクは同時に2つ以上作っております。
え~。まず、両軸のスタイルですが、片持ちなのであります。トルクが欲しかった(意味はないが)ので、ちょっと太めのモータです。模型用のものを使ってます。そんで、とにかく「落ちるリール」にしたかったので、その辺は妥協してません。こんなリールなのに、3ボールベアリングでありますです。1gのおもりでも、がんがん落ちていきます。

それから、夢中になっている釣り人のために、直感的に操作できるようにと工夫はしました。巻き取りのスイッチが見あたらないでしょう?実はリール全体がスイッチです。つまり、リールのどこを押さえても巻き取ってくれます。これで、利き手を気にしなくても良いですし、スイッチの頭を探す手間もいりません。
そして、今回の目玉ですが、巻き取り速度を換えることができるようにし、なおかつ、変速の機構をリール本体に実装しています。いや~たいへんでした、小さくするのが・・・。なお、サイドの黒い部分は、駆動系のカバーです。

上から見ると、こんな感じです。右側のプレートが大きく切り欠いてあるのは、タナ決めの糸どめを操作するためです。とにかく「おちる」リールなので、バックラッシュをしやすく、糸止めは必需品なんです。
右側の白いパーツが、変速用のつまみです。

電池は単3を2本使いまして、グリップ内に収めてあります。そして、今回もがいたねじ込みのフタです。リングで周囲を押さえて切削して、無事にできました。
そうそう、手が冷たくならないように、グリップはEVAフォームを使ってます。これって、とても重要なのです。ワカサギ釣りではね。でも、意外にこの対策をしてある電動リールって、少ないんですよね。

 

完成したので、電話で連絡をしたら、あっという間に持って行ってしまいました。ボクのところにあったのは、3時間足らずでした。そのため、足をつけた写真がないので・・・。とりあえず、意地で作ったということは、先方に伝わったようです。よかったよかった。
早速、明日は木崎湖で実践デビューとなるらしいので、時間を見計らって電話でも入れてみたいと思います。

なお、仕様は次の通り
○重量 200g(電池込み)リチウム電池仕様にしようかな、軽くなるし。
○電源 単三×2 3v これだけないと、低速で起動しないんだな。
○全長 計算上220mm  氷上の穴釣りではちと長い。やっぱりリチウム仕様だ。
○スペックに書くとかっこよさそうなこと
3ボールベアリング、SICガイド、フローティングマウントスプール、プレート材質:ジュラルミン(2017)、互換性の高い13.5mmフェルール、トルク型モータ、スピードコントローラ実装(回転数は知らない)、ぬれても滑らず手が冷たくなりにくいフォームグリップ・・・・・
○オプション:脱着式の自立用足(ぶった切った目玉クリップともいう)

てなものです。

とはいえ、ひどく気に入ってもらったようで、「あと5台くらいなんとかなんないかな?」と言われましたが・・・。値段も決まってないのに、作っちゃって良いのかな?


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